「危害要因分析表」「重要管理プラン」などの作成求める

 食品衛生法の改正で進むHACCPの制度化に向け、(公財)日本健康・栄養食品協会が「健康食品製造におけるHACCP導入手引書(HACCPに基づく衛生管理)」案を示した。「製造工程一覧図の作成」「危害要因の分析」「重要管理点の決定」などについて規定したほか、5剤型(錠剤、顆粒・粉末剤、ハードカプセル、ソフトカプセル、液剤)ごとにHACCP関連文書の記入例を付録に示した。健食GMPの取得企業は、製造環境や従業員の衛生管理などの「一般衛生管理マニュアル」の作成は不要とした。手引書(案)は、先月に開かれた「第8回食品衛生管理に関する技術検討会」で示され、同検討委員会からは健康食品GMPを取得していない小規模事業者の対応を検討してほしいと要望があった。手引書(案)は、厚労省HPの同検討会サイト内で閲覧できる。同協議会では今後、指摘点や意見を整理し、厚労省と調整のうえ、決定次第HPで公開するほか、東京、大阪で説明会を開く計画だ。

GMP取得事業者一般衛生管理マニュアルの作成不要

 HACCP(危害要因分析重要管理点)は、主に食品製造現場で有害微生物や有害化学物質、異物などに起因する有害影響を排除し、一般食品としての安全性を確保することを目的とする国際的に認められた衛生管理手法。(公財)日本健康・栄養食品協会では、これまで健康食品GMPを推進してきた立場から健康食品事業者がHACCP制度化に円滑に対応できるよう、実情を考慮した手引書を作成。健康食品GMPによる管理は、HACCPによる工程管理及び衛生管理と同レベルと判断し、健康食品GMPをベースに関係者などの意見交換を踏まえ、今回の案を示した。手引書は…

本記事は「健康産業新聞 1657号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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Source: 健康産業新聞

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