写真マニアというのはプレゼントを選ぶのに厄介な相手だ。それぞれ独自の好みがあるし、長年いろいろなガジェットを買い集めている。それでも気づいていない部分はあるものだ。われわれ写真マニアはレンズとなると夢中で何百種類も試したりするのにスマートなカメラバッグを持っていなかったりする。写真のバックアップ・システムが貧弱だったり、ある種の撮影を10倍も楽にするちょっとしたツールを知らないということもあるだろう。そういうヒントになればといくつかガジェットを集めてみた。

バックアップSSDはGnarboxかWestern Digital

たしかにこれは高価だ。プレゼントの予算に合わない場合は下にスクロールを続けていただきたい。しかしこのガジェットは写真撮影のスタイルを一変させる。あなたの家族や恋人はよく撮影旅行をするだろうか? そうなら出先でのバックアップは必須だ。

このデバイスは外部電源を必要とせず、頑丈で、バックアップシステムに理想的だ。撮影していてSDカードがいっぱいになったらファイルをこのSSDにコピーしておけば安心だ。通常の外付けドライブとしてノートパソコンにも接続できる。出先で快適にプレビューや編集もできる。

この種のデバイスはだいぶ前から市場に出ていたが、初期の製品は信頼性が低く、プロ用は数千ドルもした。しかし最新世代の製品は大いに改善されている。上の写真はGnarboxだが、評価が高い。

Gnarboxは高速でインターフェイスも使いやすいが価格もそれなりだ。最新モデルの場合、撮影のバックアップには好適な256GB版は 400ドル前後Amazonでは399.88ドル〕となっている。 同クラスのWestern Digitalの Passportは191.99ドルとほぼ半額だ。こちらはWiFi接続ができる。私はGnarboxを推薦するが機能自体はほぼ同等だ。

マイクロファイバーのクリーニングクロス

逆にこちらは一番手頃な価格帯のプレゼントだ。レンズや背面ディスプレイを拭うマイクロファイバーのクリーニングクロスは非常に重要だ。私はそれに気づいてからクリーニングクロスを大量に買い込みジャケット、ジーンズのコインポケット、デイパック、その他あらゆる場所に小分けにして詰め込んでおくことにした。おかげで現場で誰かが レンズ、メガネ、スマートフォン、ノーパソコンの曇りを拭う必要があるときにいつでもさっと1枚取り出すことができるようになった。そのまま持っていたらいいと上げてしてしまうこともある。

私がAmazonで買っているのはこれだが、さまざまなメーカーから多様なサイズと枚数のパックが販売されている〔ヨドバシの例〕。

SDカード、SDカードケース

ほとんどのカメラがSDカードを使っているはずだ。フォトグラファーにとってSDカードは何枚あってもいい。ただし最近のカメラの場合、16GB以上の容量がないと不便だ。ただしブランド品を選ぶ必要がある〔Amazon JapanのSandisk製品〕。 SDカードを8枚から10枚保持できるハードケースもプレゼントによいアイディアだ。多くのフォトグラファー(残念ながら私もそうだが)SDカードを机の引き出しだのバッグのポケットだの入れてごちゃごちゃにしてしまう。カードケースがあれば助かる。Pelicanはこうしたケースのブランドとしていちばん有名だろう。ワゴンに山積みされているような安物でないかぎり他のブランドでもよい。

レンズ付きスマートフォンケース

これはというシャッターチャンスがあっても持っていないカメラでは写真は撮れない。ベテランのフォトグラファーでもスマートフォンしか持っていないということはよくある。そこで磁石で吸着させたりケース兼用だったりする後付けレンズが数多く出回っている。今年に入ってTechCrunchが記事で紹介しているが、私もMomentのシステムが一番使い勝手がいいと思う。

プラスティック製ではなくガラス製の本格的な写真用レンズだ。大きめのサイズだが上着のポケットやハンドバッグに入らないほどではない。ギフトに考えるなら相手が使っているスマートフォンの機種を確かめておく必要がある〔iPhone用、Galaxy用など機種別のケースと数種類のレンズが販売されている

スタイリッシュなカメラバッグ

フォトグラファーはクッションが効いたスタイリッシュなカメラバッグを持つべきだた。私は 防水キャンバス地のバッグが好みで、 記事でもレビューした。一番気に入ったのはONA Union Streetだ〔ヨドバシ〕。 カメラバッグとしても日常のバッグとしても適当なバランスが取れていると思う。ただしPeak DesignTimbuk2のデイパックも人気がある。

インスタントカメラならLomo Automatか富士フィルムのSQ6

デジタル全盛だがパーティーや旅行先などで情景をその場で共有したいならインスタント・カメラが一番だ。私はAutomatがKickstarterに登場したときさっそくプレッジして以来、ずっと愛用している。価格が手頃ないのもいい。いかにもアナログな感じがするが操作もさほど難しくない。

もし昔のポラロイド的な操作感が好みなら(かつオリジナルに途方もない金を払い専用フィルムを探しまわるのがいやなら、ということだが)富士フィルムのSQ6がぴったりだろう。ゾーンフォーカスではなくオートフォーカスを備えているので撮影はまったく簡単だ。凝った写真を撮りたいなら各種のアクセサリーが発売されている。

サーキュラーPLフィルター

TechCrunchの撮影チームはこの円偏光フィルターのファンだ。レンズの先端にねじ込み、フィルターの角度を変えると一定の光だけを透過させる。地上の撮影対象に影響を与えずに空を青くしたり、雲のディテールを描写したりできる。ガラスの映り込みを取り除くのにも便利だ。カメラマニアならすでに持っているかもしれないがスペアがあっても邪魔にならないだろう。 上の写真はPolaroidだが、撮影アクセサリーの有名ブランドから多数の製品が出ている。

注意点はレンズの口径に合った製品を選ばねばならないことだ。相手がカメラをそのあたり置いてあるときにレンズを観察してみよう。レンズを取り囲む円形の部分にΦ77mmのようにミリメートルで口径が刻印してあるはずだ。この数字に適合するフィルターを選ぶことになる。レンズ先端の側面の数字は焦点距離なので間違わないよう。

ワイレス・レリーズ

集合写真やセルフィーを撮るときに相変わらず10秒のセルフタイマーを使っていると、一度セットした後はシャッターを切るタイミングをコントロールできない。ここぞというときにシャッターを切りたければワイレス・レリーズを使うのが簡単だ。ボタンを押すとシャッターが切れるだけの単純なものから撮影モードの変更などができる多機能なものまでいろいろある。

ただしレンズフィルター同様、適合性を考える必要がある。大手カメラメーカーは自社カメラのアクセサリーとして発売しているが、サードパーティーからはマルチプラットフォームの製品が出ている。 Hama DCCSystemなどがそうだ。ただしこうした製品は見つけるのがやや難しいので適合性さえ確認できればカメラ専用のリモコンで構わない。

Blackrapid(その他)のスマート・カメラストラップ

Blackrapidの肩掛け式ストラップもわれわれの撮影チームのお気に入りだ〔こちらは日本のAmazon〕。使い方に多少慣れが必要だが非常に合理的な仕組みだ。カメラは上下逆の状態で腰のあたりに携帯できる。片手でカメラをつかみ、一挙動で撮影ポジションに持ってくることができる。撮影を終えた後、胸の前でぶらぶら揺れて邪魔になったりしない。またカメラ底部の三脚穴に専用ベースプレートをねじ込む方式なのでアングルによってカメラストラップが手にからまるということがない。

もっともこうした独特のカメラ保持方法が好みでないフォトグラファーもいるだろう。その場合はボディー左右のストラップホールで保持する伝統的なストラップを選ぶのがよいだろう。長さの調節と付け外しがすばやくできるストラップが便利だ。撮影の状況によってストラップを傷めることがあるし、異なるタイプのストラップを必要とすることもある〔Peak Desginのスライドストラップ

画像:BRYCE DURBIN / TECHCRUNCH

〔日本版〕原文のプリントサービス・ギフト券は省略。Adobe Creative CCのサブスクリプションについてはAdobeの日本版ページ参照。上記リンクでも技適など規制上の問題で日本で利用できないものもある。

原文へ

(TechCrunch日本版「写真マニアに贈るパーフェクトなクリスマスプレゼントはこれだ」より転載)

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Source: HuffPost Japan

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