オープンファクトリーを知っていますか?オープンファクトリーとは工場での製造過程を一般の人も自由に見学できる取り組みのことです。工場見学は普段見ることのない「ものづくりの現場」を間近で見て、聞いて、感じられることが一番の魅力です。

 最近では、食品や飲料工場だけではなく、キッチンツールなどの金属加工の工場でもオープンファクトリーをしている工場が増えています。オープンファクトリーをしている工場は小さな工場から機械化の進んだ大規模な工場まで多岐にわたっています。また工場単位のオープンファクトリーだけではなく、地域ぐるみで見学や体験ができるイベントもあります。

 その1つが新潟県にある燕三条地域です。燕三条地域は燕市と三条市からなる金属加工の街。この地域には約4000の工場があると言われ、スプーンやフォークといった洋食器、包丁などの刃物、部品類までさまざまなものづくりが営まれています。

 この地域では毎年1回、「燕三条 工場の祭典」というイベントが行われています。2018年の今年で6回目の開催となり、100工場以上が参加します。このイベントでは工場を見学したり、体験ができたり、製品を購入したりできます。来場者数は第1回の2013年から増加し続けています。

 その一方で、食品工場に比べて、ものづくりの現場を見学する金属加工のオープンファクトリーは敷居が高いと感じる人も少なからずいるように思います。

 でも、実際オープンファクトリーはすごく面白いのです。私も去年初めて参加したのですが、参加前とは打って変わってものづくりの大ファンになってしまいました。職人が生み出す高い質の製品、職人さんの考え方やこだわり、より良いものを作ろうという探究心、どれをとっても夢中にならずにはいられないものでした。あまりの面白さに、大学生向けに燕三条ものづくりツアーを企画したほどです。

 私が初めて工場見学をしたのは包丁工房タダフサさんです。SNSでタダフサさんの三徳包丁を見かけてそのデザインに惹かれたのがきっかけでした、。一人暮らしを始めるタイミングで自分の包丁を購入したいと思い、直接工場に伺いました。初めて見る工場の様子に感動したことを覚えています。

 私の経験もふまえて、「工場には行ったことがない。どうすればいいの?何が面白いの?」そんな人でも楽しめるような4つの提案をしてみたいと思います。

1. 自分の感覚を大切にすること
まずは見(観)て、触れて、聞(聴)いて、可能であれば作られている製品を使ってみることが一番です。情報化がいくら進歩しても、実際の体験に勝るものはありません。私も数回ほど工場見学をさせていただいたのですが、初めは工場のにおいや音、職人さん達の仕事中の表情など全てが新鮮に感じました。

2. 複数人で行くこと
 一人で工場見学してはいけないという意味ではなく、複数人で行くメリットの方が多いという提案です。まず、複数人で工場を見学した方が様々な見方や気づきがあります。例えば質問をするときには、一緒に参加した人から自分は考えもしなかった問いがでてくるかもしれません。工場を見学した後に、自分と他の人では違う感想が出るかもしれません。自分が聞き逃していた話や見逃していたことを他の人から聞けるかもしれません。だからといって大人数で訪問すると、工場に負担が掛かってしまうことも考えられます。事前確認は忘れずにしましょう。

3. 近隣の見どころも忘れずに
 オープンファクトリーを楽しんで終わりではもったいない!近隣の飲食店や関連する会社、ショップや資料館を見て回るとより面白いです。私は新潟県燕三条でいくつかの工場に見学に行った際には、ご当地グルメや街の様子に注目していました。燕三条地域では、有名な背油ラーメンを食べに行ったり、ほかの地域にはない「消雪パイプ」やマンホールの模様をチェックしたりしていました。

4. ルールやマナーは守ること
 そんなこと当たり前だと思いますよね。でも金属を扱う工場は、食品工場とは少し違うことも多いです。工場見学のルールは職人さんへのおもいやりであり、自分の身を守ることにつながります。例えば、金属加工の工場は服装や写真撮影について決められている場合があります。なぜなら服が巻き込まれたり、工場の機械や部品が肌にあたったりすると危険だからです。写真撮影についてのルールには、フラッシュが禁止や撮影禁止の箇所や製品が関係していることも。会社のホームページで確認するか、新潟県燕三条地域で行われているイベント・燕三条 工場の祭典のパンフレットの注意事項を参考にしましょう。WEBで見られます。見る方も、見られる方も、お互いが気持ちよくいられる環境をつくっていきましょう!

 以上が「工場見学の楽しみ方」でした。これを読んで工場に行きたいという気持ちを少しでも後押しできれば幸いです。

※この記事は、燕三条ローカリストカレッジの受講生が取材・執筆した記事です。

Source: HuffPost Japan

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